超個性的な写真が撮れるエフェクトフィルム「Psych Blues 400」

Instagramで偶然見かけた「PsychBluesFilm」というアカウント。プロフィールを覗くと見たことのない幻想的な写真の数々。こんな写真を見てしまったら試さないわけにもいかず、すぐに購入しました。
Instagramのリンクにはオンラインストアがありましたが、在庫が切れていたのでアメリカのフィルムやカメラ機材等の写真関連を取り扱う「B&H」のオンラインストアから購入しました。
日本のフィルム取り扱い店ではあまり見かけたことがありませんが、関東にあるチャンプカメラさんでは売っているみたいです。時期によっては取り扱っていないかもしれないので事前に確認していきましょう。
「Psych Blues 400 #4」の特徴
手作業によって独自の方法でエフェクトが生み出される「Psych Blues 400」。35mmフィルムは#2〜#6までの5種類、それに加えて#5/6 Test Film V2の合わせて6種類あります。ちなみに作業前の元のフィルムはKodak 400だそうです。
それに加えて120ロールフィルム用の「Psyblues A V1」と27枚撮りの使い捨てカメラ「Upcycled Single-Use Camera」が35mm用と同様に#2〜#6の6種類あります。
今回は#4しか試していないのですが、オンラインストアにも作例があったので軽く特徴をまとめておきます。
- #2 - 写真上下(横で撮った場合)から中央部にかけてグラデーションになるようなエフェクト
- #3 - 角からランダムなエフェクト
- #4 - 全体にランダムなエフェクト
- #5 - 四方に強いエフェクト、中央部は粒状のエフェクト
- #6 - 円形や四角形の大胆なエフェクト
- #5/6- #5と#6のミックス
面白くて個性的な写真が撮りたい方は#4、#6、エフェクトフィルムを試したいけど写真としても成立させたい方は#2、#3、#5がオススメですね。
「Psych Blues 400 #4」作例

いつものように散歩しながら撮影したものと、東京でスナップしたものを紹介します。
かなり面白い写真になったのでぜひご覧ください。
カメラ - ContaxG2
レンズ - Biogon 28mm f2.8 / Planar 45mm f2



写真全体にランダムにカラフルな光が現れます。ほとんどの写真が一部だけではなく全体に効果が現れるため、実際の色は失われてしまっています。
ですがお散歩しながらまるでアートのような写真が撮れるのはかなり面白いですね。

「Sunny Hills南青山店」。建築家、隈研吾設計による台湾初のパイナップルケーキショップ。店内ではパイナップルケーキとアップルケーキを購入することができます。僕が行ったときには、2階のスペースでパイナップルケーキの試食と台湾茶をいただくことができました。




新宿から高速バスで帰るときにドコモタワーを見かけたのでいつものごとくパシャリ。個人的には今回撮影した写真で一番好きです。建築物とエフェクトフィルムは条件さえ良ければ相性がいいように思います。でも現れるエフェクトはランダムなので偶発的です。そこがエフェクトフィルムの面白いところでもあるのですが。
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まとめ
初めてエフェクトフィルムを使いましたが、とても楽しいフィルムでした。フィルムはそもそも撮ってすぐに確認できないので狙ってもいないところで偶然いい写真が撮れることもしばしば。なのでいつも出来上がりの写真を見るのが楽しみですが、このフィルムは普通のフィルムより出来上がりが予想しにくいので、現像して写真を見るまでずっとワクワクしていました。偶然の要素が大きいので普段使いには難しいかもしれませんが、たまにはいつもと違う写真を撮ってみたい方にはオススメです。使い方によっては作品撮りにもいいかもしれません。人物写真やセルフポートレートに使うのも面白そうだなと思っていいます。
エフェクトフィルムを使って撮影するのは思いのほか楽しかったので、Psych Bluesの他のフィルムやまた違ったエフェクトフィルムを探して試してみようと思います。