日常を写すのにおすすめのフィルムvol.3【Kodak GOLD 200】

日常使いにおすすめのフィルム第三弾。
今回は前回、前々回とは異なりKodakのフィルム「GOLD 200」を紹介します。
▷日常を写すのにおすすめのフィルムvol.1【FUJIFILM業務用100】
▷日常を写すのにおすすめのフィルムvol.2【FUJIFILM PREMIUM400】
このフィルムは僕自身もよく使うフィルムでどこかへ少し出かけたり、旅先だったり、いつも持ち歩いているカメラに詰めているフィルムです。感度が200なので使いやすくて常にストックしていました。
作例もたくさんあるので楽しみながらご覧ください!
「Kodak GOLD 200」 作例

今回もCONTAX T2にフィルムを詰めました。
CONTAX T2とGOLD 200はおそらく現時点で僕が一番使っている組み合わせです。それほど使いやすくて好きなフィルムなんです。





晴れの日中。派手すぎず、地味すぎず温かみのある写真。
前回、前々回で紹介したFUJIFILMの写真が青や紫っぽい色味なのに対して、このGOLD 200は黄色や橙色といった暖色よりの印象です。
朝夕の日の傾いた光をやさしく写してくれているような気がします。



雨や曇り空といった多少薄暗い場面でも露出不足になることはなくしっかりと写ります。感度100のフィルムだと厳しい場面でも写すことができるのは嬉しいですね。
もちろん前回紹介した感度400のフィルムだともう少し暗い場面でも写せますが、晴天下だと明るくなりすぎてしまうこともあります。そう考えると200というのは常用フィルムには最適なのかもしれません。



カメラを変えてCONTAX G2。このカメラも使用頻度の高いカメラです。
CONTAX T2同様、オートフォーカスなので雨の日も撮影がしやすいカメラです。レンズは45mmと90mm。
雨+夕方〜夜という暗い状況でしたが繁華街等の明かりのある場所だったら思っていた以上に写りました。夜や雨だとつい高感度のフィルムを使ってしまいますがたまには低感度のフィルムも使ってみると、いつもとは違う写りになって面白みがあります。
Cinestill 800Tのような個性的な雨の写真にはなりませんが自然で街の温かみを感じるような雨の写真も悪くないなと改めて思いました。
▷フィルムカメラでSF映画のような写真を撮ろうvol.1【Cinestill 800T 作例】
今回使用したフィルム
Kodakのiso感度200のフィルム、「GOLD 200」。120フィルムはなく35mmのみ販売されています。Kodakからは他に「ColorPlus 200」というフィルムがあります。こちらは異なる名前ですがGOLD 200と同等製品であるようです。
カメラのナニワさんのブログで撮り比べした作例やパッケージの違い等を紹介されていたので詳しくはそちらをご覧ください。
▷Kodak GOLD 200 VS ColorPlus 200 撮り比べしてみた!【作例多数】
僕も実際にColorPlus 200を使用したことがありますが違いはほとんど感じられませんでした。
どちらも写りに間違いはないのでぜひ使ってみてください。
KodakはPortraやEktarといった魅力的なフィルムが他にもあるのでまた紹介できたらなと思います。